銀座はギャラリーの宝庫であろう。


小雨の銀座は肌寒く、その足を早める。
ひしめくギャラリーの数は?

†まちゅまゆ展† ギャラリー枝香庵

ダークなエッセンスが散りばめられた夢の中、
おもちゃ箱の主たちは持ち主を探してる。
内包する闇を解き放つ瞬間。

http://machumayu.com/




†清水真理展† バニラ画廊

痛みを悦びへと昇華させた人形たちの
目眩く世界。視線が合いそうで合わない、
空を見つめるお人形。

http://garirewo.s318.xrea.com/strnew/


廃墟に夢を馳せて生き延びろ。


湿度の押し付けがハンパない午後。
いよいよ関東地方も梅雨入りしましたよ。
この時期の嫌がらせ的な湿度に過剰反応すると同時に、
廃墟のカビ臭さを思い出す。


そうだ、廃墟へ行こう。


行こうと思うのは簡単だ。
しかし廃墟探訪への手段として、まず車がない。
更に根本的な問題で免許がない。
いつもこの2つの事柄に悩まされる。

廃墟で検索してwebからwebを放浪するのか、
廃墟フューチャーの映画を見ちゃうのか…
それならいっそ、今まで撮り貯めた廃墟画像を
ここぞとばかりに愛でるのはどーであろう?
うん、それがいい。




浦賀あたりの造船所跡地。
ドラマや映画の撮影にも使われていた場所。
今は既にベツモノにモーフィングしてしまったはず。
白く塗られた木造家屋の壁が、やたらと青白かったのを思い出す。
開け放たれたドアの奥のひたすらな闇とか、
ドッグに溜まった腐敗した雨水とか、
温度を感じられる場所だったよ。



夕陽待ちをして激写した巨大クレーンは、
かつての恋人のような存在なのであった。


戯言はさておきってコトで。


昨日Facebookの友達リクエストをいただいた方が、
映画の脚本を書いたり、音楽を担当したりと
実に多才な方だと知った。

真夜中の友達リクエスト。
相手は異国の方。
生年月日は…1905年。えっ?えっ?
さすがに年齢のコトは聞けなかったけれど、
しばしFacebook上で会話をした平和な夜。
目覚めたら左目がものもらいに脅かされていたけれど、
平和に平和に暮らしております。


謎の病の足の件は、原因不明のまま時間だけが過ぎてるけれど、
きっとこのまま何事もなく過ごせそう…な、予感。


来週はFacebookでお友達になった、まちゅまゆさんの個展へ。
今週末伺う予定だったんだけど、
まず、ものもらい治さなくちゃね。


http://machumayu.com/news/echo-ann-koten.html