最近、宍戸錠が熱い!

大昔に、撮影のリハーサルしてるのわかんなくって、
思いっきり、カメラの前を横切ってしまった輩です。
その時、宍戸錠に握手を求めたら、
すげージェントルメンで、惚れそーだった。


その後も自由が丘で、ドラマの撮影に気付かなくて、カット!
をかけさせちゃった輩です。
監督、ごめんなさい。(名前わからん)
で、いつものカフェに行ったら、出演者のみなさんが
いらっしゃって、貸しきりだったワケです。
本当に、悪気はありません。




ところで最近、我が家では 宍戸錠が熱い。

若き日のイイ男役の 宍戸錠...
でも昔の映画って、ムダに早口で何言ってるんだか、
よくわからない!ってトコもポイントが高い。


「殺しの烙印」では、


監督の鈴木清順が「わけのわからない映画を撮る監督」という、
レッテルを貼られ、翌年に日活を解雇された...と言うのも渋い。
そんな鈴木清順が憎めない...つーかカコイイ。


なんかのレビューで、殺しの烙印じゃなくって、
これじゃ、殺しのランクインだ!って書かれていたが、まさに殺しのランクイン。
このクダラナさが、たまらない。
ムダなお色気シーン(本当はこれがメイン)とか、
無茶なコントラストとか...



でも1番の醍醐味は、宍戸錠の暴れっぷりなのだ。
どーせなら、暑苦しい夏に見た方が、イイな。
もっとステキなのが「肉体の門」だな。
宍戸錠をめぐる、女の争いがイカス。


いや、熱いのは鈴木清順なのかもな。