muteと言う映画を借りてみた。


サイレント映画ではない。
ほとんどセリフのない映画...効果音や音はある。
しかし、その音も限り無く最小限に抑えられている。
明度の低い色合い、編集...儚気なピアノの旋律...
凄いワタシ好みなのである。



殺人シーンも、グロいシーンもないのに、
かなり精神に訴えかけてくる、怖さがある。
見終わった後も、沈んだ空気が残る作品だ。
ジャンルとしては、サイコホラーになるみたいだけど、
まぁ、ジャンルなんて、どーでもイイか...



今まで見た映画の中で、1番キツかったのは、
スタン・ブラッケージの、ブラッケージ・アイズ!
完全サイレントで、映像はループするトランスみたいなの...
狭いミニシアターで、隣の人の息遣いまで感じてしまう...
なのに完全サイレント!→ほとんど拷問!


映像もキツかったけど、
お腹のグゥ〜が切なかったなぁ...