ガープの世界

ガープの世界ガープの世界 (1982)

【監督】ジョージ・ロイ・ヒル
【出演】ロビン・ウィリアムズ / グレン・クローズ / ジョン・リスゴー / メアリー・ベス・ハート / ヒューム・クローニン / ジェシカ・タンディ


★★★★★ [100点]ジョン・リスゴーは、サイコーです。」

ジョン・アービングが好きである。

滅多に本を読まない、活字が苦手なワタシが、

原作を読んだ!クララが立った!みたいな感じ。





原作読んで、映画化されると、

たいていガッカリしちゃうもんだけど、

これは流石に、素晴らしいです。

ホテル・ニューハンプシャーと並び、

擦り切れるほどに、何度も見ている映画。





ガープの世界は、ガープを取り巻く人々であり、

個性と個性がぶつかり合って、核融合みたいな反応をする。

人がガンガン死んでも、淡々とした描写が続く為、

そこが着氷点にはならない。





妙な家族のセッティングが、妙に感じないほど、

妙も感じないほど、癖のある人物が目白押しで、

あり得ない事象が次々に起こっても、

不思議と納得してしまう。

キャスティングの妙ってのも、ある。



ジョン・リスゴーが、とても良い。

トラウマになっちゃうくらいの、素敵な演技には、

本当に感動させられまくった。

この頃から、女装男子が好きだったんだな。

人との距離とか、尊重しエフェクトする様を、

じっくり堪能できる作品。


Posted by sunco on 2007/11/07 with 映画生活