戦争で焼けちゃったピアノだって、古い着物だって勿体ないよー



いつもの呉服屋さんで、いつも会う
地元のおばさん(おばあさん?)がいる。
今日は、閉店1時間前に駆け込んだのに、また会ってしまった。
ワタシも、そのおばあさんも、1週間ほど呉服屋さんには行ってないし、
いつも、会うのは夕方なのに、何で会うんだろうね?って、話しをしてた。



ワタシが育った場所と、そのおばあさんが住んでる場所は、
異常に近い。多分5分かからないはず。
25才で、今のモンピチ邸に転がり込んだんだけど、
それ以来、同じ駅なのに、その場所へは全然行かなくなってた。





何で、商店街を挟んだ1本裏の道へ、なかなか入れないんだろう?
数年前に、1度覗きに行った時は、空気の止まってる感が強烈で、
ビバ!ノスタルジックって感じだった。
そー言えば、最近モノクロ写真撮ってないから、
久々に、ノスタルジックをわしづかみにしてこよー





家に帰って来て、モンママに、
着物の整理が終わったコトを伝えると、
いつの間にか、モンママのお母さん、つまりおばあちゃんの
話しになってて、30分近く、
桐箪笥の前で、おばあちゃんの話しとか、
モンママが、当時、超お嬢様だったコトなんかを話してた。





現在、80才オーバーなのに、幼稚園へ通ってた!とか、
ピアノを買ってくれたと聞いて、ピアノ弾けないけど、
もらえるんなら、まぁイイかと思ってたら、戦争始まっちゃって、
倉庫に避難させたけれど、焼けちゃって見れなかったとか、
いつかは必要だろうと、何となく土地と家を買ってもらったとか...
本人はいっさい、欲しいって要求したコトなかったのに、
自動的に色々買ってくれた...って、その時代にかー!


山の手の、ミッション系のお嬢様高校に通ってたとか...
しかもその高校が、ワタシと同じ高校だったとか!
でも、ワタシが通ってたのは、2ケ月間だけで、
翌年、別のおもしろそうな高校に入学しちゃったんだけどね。






おばあちゃんの話しに戻ると、
おばあちゃんがモンママの為に縫った着物とか、保管が最悪て、
殆ど壊滅状態なのが、すげーもったいない;
モンピチの昔の記憶ってのが、これまた皆無に近いから、
余計に、モンママの話に聞き入ってたんだろうな。


整理した桐箪笥から、こんなに古いタグが出てきたよ。
昔の字って、カックイイ。