その道程は険しく、どこまでも続くのである。

最近、帯が地味だとか、無難過ぎるとか、
ダメだしばかりを受けてる輩です。
その人は、アンティークとか、大正ロマンが好きなのね。
でもワタシの好みと言ったら、渋い!渋過ぎる!!!
なので、色目だけで見れば、そりゃー地味街道まっしぐらっす。



でもね、でもね、違うんだ。
その反物が、どのような行程で織られたモノなのかとか、
この色を出せる職人さんは、数人しかいないとか、
そんな反物裏事情を聞くと、
もーテンションあがりまくりで、昇天するワケですよ。



今日も迷いに迷った挙げ句、
紬地の反物で、帯を発注しますたよ。
ネットで発見した。アンティークをリメイクした帯と、
相当に悩んだけれど、地味でもイイじゃないか!

ワタシにしかわからない贅沢。


人の意見に左右されて、自分スタイルを変えるなんて、
ワタシらしくないもんな。
だから、これからも、我が道を行く!を貫きまくりますぜ。







哀しいのはさ、いつもの着物屋BANKANの店長が、
あまりに急な他店への移動になり、非常に困惑しちょるわけですよ。
コーディネートとか、着物のあれやこれやを、
店長に丸投げしていたので、店長いないとわかんない。

店長は、ワタシの専属スタイリスト

だったのになぁ。(妄想だけど)
これからは自分で、色々考えていかなくちゃならないんだと思うと、
つまんないし、哀しい。





とりあえずはこの前頼んだ大島と、紬の帯が、
仕立て上がってくるのを、待つとするか。