確かに100円だが、他のチョイスはなかったのか?
買い物帰りに喉をうるおそうと、マックに寄った。
カフェオレだけのつもりが、
ついつい、ベーコンポテトパイも食べちゃった。
暫くすると、50代後半くらいのサラリーマンが入店。
背が高くて、シャキッとしている。
所謂、ダンディー系おじさま。
次の瞬間、おじさまから奇妙な言葉。
「いちばん小さいの。」
「お飲みものですか?」と店員。
「いや、食べ物。」
100円のハンバーガーを勧められ、購入したおじさまは、
カウンターに座ると、あっという間にハンバーガーを平らげ、
静かにマックを後にした。
水も飲まずに、ハンバーガーのみ。
何だか、寂しい気持ちになった。
おじさまの背中に、空っ風が冷たく当たる。
そんな今宵は中秋の名月です。(ウソ)