神社がワタシを待っている。



神社へ連れて行って!とのリクエストに答えてくれた
はるな嬢は、「横浜を脱出する!」と首都高に乗った。
何処へ行きたいとの問いに、以前行った神社か、お勧めの神社と、
答えてはいたんだが、特に返事はなかった。



当日(既に昨日だけど)何処へ行くんだろう?と思いながら助手席へ。
だから首都高にいきなり乗った時には、
ちょっとした拉致られ気分でありんす。
行き当たりばったりで、惹かれる神社へ行こう!
あぁ、こー言うのって大好き!超、楽しい!!!
水脈探し当てるみたいな、ワクワク感があるのである。







萌えスポットな工場地帯を抜け、
まずは、ららぽーとでランチ。
土地柄なのか、お子様のお行儀が良い。
はるな嬢のご子息、ソーマは、何度も此処に来ているらしく、
自分の庭みたいな小躍りっぷりで、スパークしまくり。











神社の前に、素敵ステーショナリーを扱うショップへ。
噂の「 POSTALCO 」へ来たのは、実は初めて。
こんな処に?って古いビルの4階にあって、
レトロなエレベーターは、空気ひんやりで、ちょっと怖い。




ドアを開けると、夢の世界が待っていた。
なんて、素敵な文具達よ!
興味深い図鑑や本も、整然とディスプレイされている。
新月の願い事を書く、中身がピンクのノートを探していた。
素敵ノートは数あれど、中身がピンクのノートも紙も見当たらない。
あきらめかけて、手を伸ばした1冊のノート。


あれ?白?あれ?白じゃない・・・
そのノートは桜色を限りなく白に近付けたような色で、
上品極まりない逸品だった。







予算の都合で1バン小さいのにしたけれど、
気分は、ほくほく。
ソーマとお揃いの、バード・コールも購入。
本当に、チュンチュンって鳴る。







はるな嬢より、「白髭神社辺りは?」と提案があったので、
白髭神社を目指して、暫く走る。
東京スカイツリーが見えて来た。
これで、まだ半分かぁ〜凄いね、本当にニョキニョキだよ。







白髭神社は、予想以上に、こじんまりとした神社で、
地元密着型な神社だった。
お詣りを済ますと、さっそく御朱印を戴く。
もの凄い力強い筆運びに、ご利益アップな予感。
ソーマは神社が大好きなので、ここでもスパーク。
何度も何度もお詣りする、2才半。



これ分るかなぁ?
境内の樹が、「凄い生命力あるんだからね!」って勢いで、
鉄柵に食い込みながらながら、見事に育っていた。







神社の周辺は、曲がりくねった路地が続いていて、
探検したくなる魅力たっぷり。
でも神社と道を挟んだすぐ横に、廃墟を発見。

それも、かなりの朽ちっぷりで、
2階建ての建物自体、崩れて歪んでいる。







おおーこれは素晴らしい!とうっとり。
デジカメを忘れたので、建物に接近し、写メっていたら、
ただならぬ空気・・・



「あれ?人が住んでる!!!」




廃墟探訪なので、怖いのが、住人との接触
その住人が仮に、侵入者であったとしても、
後からやってくる人間は、「敵」でしかない。
でも、階段も崩れてるし、外壁だって崩れまくり。
地震で今まで建物が崩壊しなかったのが不思議なくらい。







住人は、立ち退きに応じない人たちなんだろうか?
引っ越したくても、引っ越せない事情のある老人なんだろうか?
何だか、切なくなって来た。



アパートの前には、新築の住宅が並ぶ。
新しい家と、風化した家のミックス具合は、
ノスタルジックでもなんでもなく、其処にある現実。
今にも崩れそうな2階建てアパートからは、
着々と建設が進む、東京スカイツリーが見えた。





取り残された空間は、
その内消失し、忘れ去られた空間になるんだろうな。













何とも言えない気持ちを抱えたまま、
はるな嬢一家と回転寿司へ。
お誕生会をしてもらった!わぁ〜い!(この切り替えも大事)




待ち時間に、2才くらいの子供を、大声で怒鳴り散らし、
後頭部を力いっぱい叩くヤンキーに遭遇。
そりゃ、虐待の域だってば!!!
すかさず注意したら逆ギレされ、新月パワーのせいか、
ワタシもつい熱くなり、最終的にはヤンキーよりも、
ヤンキーみたいな言葉に支配されていた。



だって、泣き叫ぶ子供を怒鳴りながら何度も何度も殴るんだもん!
冷静になれない光景に、出くわすコトだってあるんだもん。



うえうえうえ・・・(´д⊂)‥ハゥ
注意しなければ良かったの?
こんな場合、母親から返って来る言葉は、2パターン。



「ほら!おねーちゃんが怒っているから止めなさい!」

「あの、うちの子なんですけど!!!」(睨みつつ)




ムキーーーーーーーーーヽ(`Д´)ノ





そんな奴らには天誅じゃっ!」





うん、でもお寿司と、大好きな茶碗蒸しをおかわりしたら、
既に赦せる気分になっていたので、まぁいいか。
この切り替えも、とっても大事なのだ。