2010年08月02日のツイート
特に、ひねりやトリックがあるワケでもなく、
どちらかと言えば、ドキュメンタリーに近い感覚を覚える。
しかし、この作品の映像美に関して言えば、
何故、30年以上も前に、このような映像が撮れたのか?
この時代に、もしかして4原色ってあったんじゃない?(見たコトないけど)
と思わせるような、最新の技術を総動員して作り出した映像作品としか、思えない。
うん、トリックがあるとすれば『ソコ』だ。
タルコフスキーの、風がもたらすクオリアの質感や美しさと、
テレンス・マリックの風がもたらすクオリアがリンクする。 全然、違うじゃん!
って人もいるだろうけれどさ。
そもそもクオリアの質感なんて表現は、ありえないけど、 敢えて使ってみたりする。
テレンス・マリックと言えば、『天国の日々』の20年後に撮った、
『シンレッドライン』は、劇場に2回、足を運んだんだ。
ちょうど『プライベート・ライアン』も同時期に劇場公開されていて、
こちらも見に行ったんだけれど、同じ上陸シーンがあって、
戦争映画強化月間みたいなノリになっていたなぁ。
『シンレッドライン』は、難解な作品って解釈されていたけれど、
今思えば、『テレンス・マリックの哲学』と言う視点からすれば、
難解でも何でもなく、撮りたいモノを具現化した作品に過ぎないんだと思う。
それにしても、本をなかなか読めないかわりに、
映画を貪り見ているような、夏だなぁ。
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