年末反芻は、新年に。

まぁ、いいだろう。
自己満足で生活が成り立っているんだから、
blogなんて、いつどのように書いたっていいのだ。

色々あったけれど、大切なモノが何なのか、
改めて理解出来た、良き1年だったなぁ。
芸術にも、素敵風景にも、絶望風景にも触れられたし、
何とか元気であるコトは、やはり大事なのだね。


原動力と反芻。
アノミーとコロニー。
ムカウトコロテキナシ。


ミクの日記から、コピペしてみよう。
恐ろしく長くなるだろう。
そして、いつかミクシィを辞めたとしても、
此処が残るだろう。









篭りつつも、それなりにアートには触れていた秋。
東京都現代美術館って、どこだろう?
町を進むよ、暖かいを通り越して、暑い日だったよ。
町の中には美術館へのサインがいっぱい。




行ってみると、ああ思い出したよ。
押井守イノセンス展の時に、来たんだった。
ひとり、イノセンス熱が復活しそう。
関係ないけど、アヴァロンのあの感じ良かったなぁ。

以前もあった、メカニカルな象。
高い天井と広い庭。お散歩に最適。



・東京アートミーティング トランスフォーメーション・



「変身-変容」をテーマに人間とそうでないものとの境界を探るもの・・・
ム!大好きなモーフィングではないか!


テーマに沿った作品が多く、視覚で、聴覚で、平面で、造形物で。
変身や変容って言うテーマは、意識しやすいし、
すんなり入れる感じが気軽でイイね。
マシュー・バーニーは人気だったけれど、会場で流れていた
映像作品が3時間って、尺長いよね。





版画展の打ち上げでご一緒したmarina嬢の初個展。
個展にはよく足を運んでいるけれど、初個展ってはじめてだ。
よく勘違いする輩は、勝手に鉛筆画だと思い込んでいた。
しかし会場のドアを開けると、真っ暗な会場にポツンと、
取り残されたような、何かを待っているような球体人形が1点。
ケージの中に散りばめられた薔薇と一緒に閉じ込められてた。



無音。
正確には、空調の音がブーーーーーーンって響く。
潔いなぁ。



お人形って、造り手さんに似るって言うけれど、
展示されていた球体人形も、実は1体目で、これから
色々と変貌を遂げる予定らしい。

会場でお会いした画家さんが、
最近はパトロンって言う時代じゃないから、
造り手のキャラクターで売って行くんだって話してた。
ぼんやりと、時代の流れを感じたり。



展示の前に神楽坂を堪能すべく、散策しまくった。
町がちっちゃい。路地の魅惑がハンパない。
神社とお寺に気持ちを置いて来た。



偶然発見したカフェに居た猫は巨大で、サービス満点。
こたつに猫って、さいこーだわ。
そして珈琲もハーブティーもハンパなく旨い。
ここの珈琲の常連になりたいくらいに旨かった。
温められて出て来るミルクに、「ここ寒いから」と、
お店のおにーさんが言った。

アレルギーの関係で、猫カフェには行けないけれど、
猫を飼っているカフェになら行けるんだもんね。


バッチ・フラワーのお店にも行ったんだ。
取り敢えず本だけ買った。
落ち着いたら(落ち着いてるけど)セミナーにも参加したいな。
この日は寒かったなぁ。





度々訪れている、黄金町バザー。
毎週日曜日は、野毛辺りをフラフラするコトが多くなった。
駅前でたいやきを買って、食べながら歩く。
〆はラーメンって、暗黙の了解がある。

とにかく川を眺めている時間が長い。
川に厭なモノを全部流して来た。
川はどんどん流れて行くから、なかったコトになるんだよ。



旅館を改装したカフェも、いつものコースになりつつな。
薄暗いを通り越して、真っ暗な路地に明かりが見えると、
素直に吸込まれちゃうもんだね。
時々やってる展示も、雰囲気があって良いのだ。
ここのハーブティーも、とっても美味しい。




そー言えば、赤れんがに行ってない。
クリスマスくらい行けば良かったかな。
でも、あそこは年中クリスマスみたいなもんだから、
多摩美の卒展に、照準合わせてこっと。






リハビリのつもりで訪れた、根岸の競馬場跡地。
日本最古の競馬場ってコトは知っていて、子供の頃に
見ているハズなんだけれど、とっくになくなったと勘違いしていて、
まだ一部取り壊されていないと知ってからに、ずっと来れないでいた場所。
近所なのに、不思議。


すべてが綺麗。
すべてが優しい。
包まれているような感覚。



小学生の頃、遠足で来たんだっけ。
中学生の頃、マラソン大会を森林公園でやって、
不整脈で走れなくて、歩いたんだっけ。


森林公園の入り口から、ノスタルジックな建物が遥か遠くに見える。
いきなりテンションがあがる。
広い公園をグルっと一周したけれど、競馬場跡地が見つからない。
樹の間をすり抜けて見上げたら、そこには、
時間が止まった空間が広がっていた。


そびえ立つって、きっとこんなだ。



見上げてばかりいたら、クラクラして来たけど、
時間の止まった場所で、時間も忘れて過ごしたんだ。
夕暮れ前に閉門しちゃうのが残念だったけれど、
寒い時期に来れて良かった。
気持ちが此処に飛ぶし、何度でも来たいと思える場所。



色々あった1年だけれど、入院も出来るだけ回避して、
自然に、芸術に触れて、大切なモノが何なのかを見直せて、
そりゃぁ、有意義な1年だったなぁと、思い出に浸りつつ、
来年も、色んなモノをこの目で見て、感じて、
人として深みが出たらイイなぁとか思うのであります。


年初め芸術は、テオヤンセン展ではじまりそう。
続く。






てなコトを年末に書いた。
反芻って素晴らしいなぁ。
ワタシは何も出来ないけれど、反芻だけは出来る。
色々迷うコトも多いが、反芻が出来るなら、
それだけで、イイような気がしてきた。

それは、コレを書いてる今が、雪の日だから。

とりあえず、前半とか後半にわけとこっと。